- とにかく毛深くて困っている。どう処理したらいいのかわからない
- 夏になる前に、せめて腕のムダ毛を処理したい
- カミソリで肌がボロボロになってしまった。正しいムダ毛処理の方法を知りたい
私が初めて毛深い腕のムダ毛処理をしたときに使ったものを聞いたら、きっと驚くと思うよ。
毛深い腕のムダ毛処理かあ。
あっ、わかった。カミソリでしょ。
それだと普通じゃん。
そっか。じゃあ、いったい何なのさ。教えてよー!
ムダ毛処理に使ったのはなんと!カミソリの存在も知りませんでした…
以前も別記事で書いたのですが、私はとにかく毛深い女でした。
それに気づいたのは小学生の頃、毛深い腕を男子生徒に指摘されたからです。
「毛深い」と言われたその日、帰ってすぐに風呂場へ直行しました。
もちろんムダ毛を処理するためです。
そして私が、ムダ毛処理に選んだのが、
軽石でした。
「えー。軽石ってムダ毛処理できるの~?」と驚いたあなた。
私が勝手に軽石をムダ毛処理の道具だと勘違いしてしまっただけなんです(;^ω^)
詳しくはこちら↓
追記:昔は軽石で毛の処理をすることがあったようですね。
だからうちにも軽石があったのか・・。
今でも、毛が薄くなると信じている方もいるようです。
というわけで、軽石でこすりまくった私の腕は、ご想像の通り見るも無惨な姿に変わりました。
もちろん傷だらけです。
痛すぎて、その日は眠れなかったです。
かすり傷がたくさんできて、本当に痛かったので、とても皮膚に悪いと身をもって体感しております。
決してまねをしないでくださいね。
そんなこんなで、始まった私のムダ毛処理ですが、カミソリを使うようになってからも、なかなか思うようなすべすべ・つるつる肌になることはありませんでした。
なぜなら、私が人一倍毛深いことに加えて、カミソリの使い方を間違えていたからです。
間違えたまま使い続けていたので、学生の頃の肌は本当にひどく荒れて、初めて会う人には「どうしたの、それ!」と必ず聞かれる程でした。
毛深いことから始まり、荒れた肌にかわったことで、コンプレックスがどんどん増えていった10代でした(T_T)
毛ぞりによる私の肌荒れ原因、それは間違ったカミソリの使い方
私が毛を剃り始めたのは、小学生の頃で、当時はムダ毛処理について教えてもらえる人もいなかったので、完全に自己流で毛ぞりをしていました。
しかも毛深いこともあり、半日では毛がチクチクと伸びてくるので、ひどい時は1日2回剃ることもありました。
私の肌が荒れていた原因(=カミソリの間違った使い方)はこうです
- 1日に何度も剃ることがあった
- 毛の流れを考えず、あらゆる方向から剃っていた
- シェービング材を使用せず、石鹸を泡立てず適当に塗って、剃っていた
- 毛をなくしたい一心で、力を込めてカミソリを当てていた
- 毛ぞり後の保湿をしていなかった
- カミソリの刃を定期的に交換していなかった
- カミソリを使用後もずっと、風呂場に置きっぱなしにしていた
思い返せるだけでも、これだけあります。
正しい方法は1つもなかったのではないでしょうか(^^;)
ひどすぎるぜ、小学生の私…
これを改善するためのポイントはこうです
- ムダ毛処理の頻度は2週間に1度が理想(肌の角質層の再生が2週間程度かかるので)
- 毛の流れにそって、カミソリを動かす
- クリームやジェルなどのシェービング剤を使用する
- できるだけ力を入れず、皮膚にしっかりあてるけど、優しいタッチで動かす
- 毛ぞり後の保湿は必ず行う
- カミソリの刃は定期的に交換する
- カミソリを風呂場に置きっぱなしにしない(毎回洗った後に、しっかり乾燥さてから清潔な場所で保管する)
つまり、私と逆の方法をとればいいわけですね
ということで、私の失敗をふまえて改善したポイントを押さえながら処理していけば、肌荒れしない正しい使い方になりますので、心当たりがあれば、早速今日から改善してみましょう。
あなたには、私のような間違いをしてほしくありません
ということで、カミソリの正しい使い方について順に説明していこうと思います(*‘ω‘ *)
まずはカミソリ選び
カミソリは必ず自分専用のものを用意してくださいね。
家族で共有するのは衛生的じゃありません。
今は色々なタイプのカミソリが発売されていますが、体の毛ぞりはT字型のカミソリ、顔はI字型のカミソリがお勧めです。
肌だけのことを考えると、シェーバー(電気カミソリ)が良いかと思いますが、深剃りできないので毛深い私には向きませんでした。
でも今後、医療脱毛やサロンでの脱毛を考えているならば、シェーバーは持っててもいいかもしれません。
脱毛前の毛ぞりに最適ですから。
今回はT字型のカミソリで行うムダ毛処理を想定して記事を書いていますので、T字型カミソリでの選ぶポイントを紹介しますね。
刃の枚数
多い方が圧力が分散されて、肌への負担が少ないです。
1~2枚では少ないかもしれません。
替え刃タイプと使い捨てタイプ
替え刃タイプの利点
グリップが持ちやすい。
ヘッドが動くタイプが多くあり凹凸部分や曲線部分のシェービングがしやすい。
使い捨てタイプの利点
1度で使い捨てるので衛生的。
横滑り防止機能
誤って横に滑らせてもワイヤーなどのガードがあり、切れないようになっています。
シェービング剤がカミソリについているタイプ
シェービング剤を塗らずともそのまま使えるので、手間が省けます。
部位別シェーバー(顔・VIO・背中)
各部位に特化したカミソリが売っているので、余裕がある方は使いわけても良いと思います。
ポイントを押さえながら、何が自分に合っているのか選んでみて下さい。
久しぶりにドラッグストアの毛ぞりコーナーに行ってみたら、カミソリを始めたくさんのムダ毛処理グッズが並んでいました。
昔とは大違いですね(*‘ω‘ *)
ネットでポチるのもいいですが、まずは、お店に足を運んで色々な商品を目にするのもいいのではないでしょうか。
ムダ毛処理の頻度は2週間に1度が理想。私にはとても無理なんですけど
「正しいムダ毛処理をしましょう」と私から言い出しておいて、「私は無理」ってひどいですよね。
すみません…
でも、ムダ毛処理が2週間に1回って・・
世の女性たちはこのペースで大丈夫なんですか?
だとしたら、本当にうらやましいです。
私が2週間毛を放置しようものなら、すごいことになりますもん。
半日で確実に伸びてましたから
毛深い女に2週間に1回のペースは現実的でない気がします(T_T)
でも、お肌のためには、これが理想なんですって。
なぜなら、傷ついた角質層が再生するのに必要な期間が2週間だからです。
なので、ムダ毛処理の頻度に関しては、毛深さでも変わってくるかと思いますが、あくまでも肌のことだけを考えれば、2週間に1回が理想ということです。
今では脱毛してカミソリを使わなくなった私ですが、脱毛していなかった時にこの情報を知ったとしても、毛深い女の私には現実的ではないので、きっとここはスルーして他をきちんと頑張ったかもしれません(;^ω^)
毛を剃る前の準備
毛を剃る前に、温めておくと毛が柔らかくなり、剃りやすくなります。
ホットタオルをあてたり、入浴後に処理を行うと良いです。
風呂場での毛ぞりは不衛生なので勧めないとするメーカーさんもありましたが、全身を剃る場合は裸になれるタイミングの風呂場で行うほうが効率的な気もして・・。
私なら風呂場で処理すると思います。
もちろん衛生面に気を付けながらです(*‘ω‘ *)
それでは剃ってみましょう
剃る前にクリームやジェルなどのシェービング剤をぬります
カミソリをスムーズにすべらせるクリームやジェルをぬりましょう。
肌を摩擦することによる負担を減らすことができます。
シェービング剤がない場合は、よく泡立てた石けんを使用してください。
石けんは良く泡立てる程、余計な皮脂を落としません。
先ほど紹介したように、カミソリにシェービング剤がついている場合は不要です。
毛の流れに沿って優しく剃ります
毛の流れにそって優しく剃りましょう(毛先が向いている方向です)
何度も同じ場所でカミソリを動かさないことが大切です。
カミソリを当てれば当てる程、角質層は傷つきます。
ただ毛の流れにそって剃る方法は深く剃ることができないので、私のように毛深い場合は「チクチク」するかと思います。
その場合は、チクチクして気になるところだけ、逆方向で剃ってください(肌には負担がかかりやすいので、肌を優先する方はチクチクを我慢しましょう)
毛の流れと逆に剃る場合も、できるだけカミソリは往復せず少ない回数(できれば1回)で剃るようにしましょう。
カミソリのヘッド部分が皮膚から浮かない程度の軽い圧力で、ゆっくり動かすと良いかと思います。
剃った後は必ず保湿!
毛ぞりを毎日していた頃は、とにかく剃った場所が痒くてかゆくて、常にかきむしっている状態でした。
でも気づいたのですが、脱毛して毛剃りをしなくなってからは全然かゆくないんです。
毛剃りをする場合、どんなに丁寧に処理をしても、多少は角質層が傷ついてしまいます。
そうすると肌のバリアが弱くなってしまうため、外部からのちょっとした刺激で痒みや肌荒れにつながってきます。
だから、出来ることならカミソリは使わない方がいいのですが、「今は選択肢がこれしかない」という場合は、せめて保湿だけは、しっかりやるべきです!
私の場合ずっと自己流でムダ毛処理をしてきたので、基本的な保湿というケアを全くしていませんでした。
なので、すんごく痒かったんです。
本当にすんごくすんごくです。
肌の保湿は本当に大切で、最近は20年おしりのブツブツに悩んでいた私が、本気で保湿に取り組んだら、2~3か月できれいになった程です。
ちょっとした、カミングアウトでした。
失礼しました( ̄▽ ̄;)
ともあれ、保湿は本当に大切です。
必ずやってくださいね。
ムダ毛処理後の注意点
無事ムダ毛処理が終わった後は、しっかりカミソリを片付けましょう
カミソリは風呂場におきっぱなしにしない
使用後のカミソリは良く洗って、乾燥させます。
毛が間に挟まってたりするので、きれいに洗い流しましょう。
水場は菌が繁殖しやすい絶好の場所です。
風呂場はきれいにしてるから大丈夫と思っても、常に湿気のある所に置いておくのは菌だけでなく錆や腐食の原因にもなります。
カミソリの刃は定期的に交換する
定期的にカミソリを交換する必要性はわかるんだけど、定期的にって、どの程度?
と私も思いましたので、各メーカーさんのサイトから、推奨されているタイミングを調べてみました。
良かったら参考にしてください(*’ω’*)
会社名/商品名 | 刃の交換 目安 |
P&G/ジレット ヴィーナス | 5~10回使用(切れ味が悪くなる頃) |
シック・ジャパン/ハイドロシルク 他 | 少しでも切れ味が落ちたと感じた時 カミソリを落としたりぶつけてしまった時 |
フェザー/ピアニィシリーズ 他 | 一律に答えるのは難しいが、切れ味が悪くなった時(肌にひっかる感じ、痛みを感じるなど) 刃先に衝撃を与えた場合 |
貝印/Xfit for women 敏感肌用 他 | 2週間 |
刃こぼれがないか、錆びていないかなどを確認しながら、切れ味が少しでも悪くなれば交換した方が良さそうですね。
ちなみに、学生の頃の私がどれだけの期間刃を交換していなかったかというと、1年以上です!
今考えると本当に恐ろしいですよね。
なかなかきれいに剃れないもんだから、何度も力を入れてカミソリを往復していましたから。
そりゃ、肌も荒れますわ(;^ω^)
ところで、色々調べていたら貝印さんから出ている「FIRST SHAVE BOOK」という本(というよりはパンフレットのようなもの)を見つけたので紹介です。
小中学生向けに作ったとのことで、初めてムダ毛処理をする方向けのとても可愛らしい内容でした。
無料でダウンロードもできますので、興味のあるかたはどうぞ(*‘ω‘ *)
ぜひ正しいムダ毛処理を
結局は「私のまねだけは絶対にしないでね~」と言いたいだけだったのですが、長々と失礼しました。
ぜひ正しいムダ毛処理をして、毛のない快適な生活を送ってくださいね~
最後に、
私の様に毛深く、肌が弱いあなたへ
そんなあなたこそ、医療脱毛がお勧めです。
カミソリを使わないことが、どれ程肌に良いか、私は身をもって実感しています。
金額の問題もあるでしょうが、一生もんなので、計画的に貯金していつの日か・・でもいいかもしれませんよ。
昔に比べて医療脱毛の価格もだいぶ落ち着いてきましたから(*‘ω‘ *)
あなたが、毛深いことで悩むことなくストレスフリーな人生を送れることを心より願っています。