- ムダ毛処理後の保湿が必要な理由を知りたい
- ムダ毛処理後の正しい保湿の方法を知りたい
- 保湿に何を使えばいいかわからない
ムダ毛処理後に保湿が必要なの?
面倒くさいなあ・・
保湿はとっても大切なんだよ。
ちょっとくらい大丈夫っしょ
ダメだって言っとるだろがい
保湿しないとこうなるからです
こちらは、ムダ毛処理後に何もケアをしていない妹の脚です。
妹はカミソリ処理後、保湿していないということで、とても乾燥して皮膚も固くなっています。
ちなみに、かつての私の脚と似ています。
いや、私の方がアトピー肌だった分、出血もしていたので、もっとひどかったです。
私もかつては、カミソリでムダ毛処理した後、何もケアしなかったので(わからなかったので)、恐ろしく肌荒れしていました。
現在の私は、約20年前に脱毛をしてからはカミソリを滅多に使わなくなったので、今ではほとんど乾燥しません。
カミソリで毛を剃る時、どんなに気をつけていても皮膚を傷つけてしまいます。
皮膚のバリアがはがされてしまうんです。
だから、本当はカミソリを使わないのが一番良いんですよね。
でもムダ毛を処理するとなると、そうもいかないですから(。-ω-)
なので保湿がとても大切なんです。
保湿は、肌をバリアしてくれますから(*‘ω‘ *)
正しい保湿をしましょう
ポイントは大きく3つです
- ムダ毛処理後はすぐに保湿
- こすらず擦りこまない
- 正しい量を使う
1.ムダ毛処理後はすぐに保湿
ムダ毛処理をした後は、すぐに保湿をしましょう。
シャワー浴後であれば、風呂場から出たら、5分以内で保湿をしてください。
2.こすらず擦りこまない
皮膚はこすること自体、肌への負担になります。
なので、こすらず優しくなでてのせるようなイメージです。
それに、皮膚は平でなく、凹凸してるので、力を加えて擦りこむように塗ると、皮膚全体に保湿剤がつかないことがあるんです。
(下の図のようにです)
全体にのせるように、優しくです。
そして、皮膚のシワや肌のキメに沿うように塗ると、まんべんなく塗れます。
顔なら顔の中心から外側に伸ばす感じ。
手脚なら縦塗りではなく、横方向に塗る方が良いです。
3.正しい量を使う
ムダ毛処理後の保湿はたっぷり使った方が良いです。
でも、たっぷりってどのくらだろう?と思ったあなたに、わかりやすい目安を2つ教えますね。
塗ったところが光る/ティッシュ1枚がくっつく
保湿剤を塗ったところがピカッと光る・テカテカするくらいに塗ると十分です。
また、塗ったところにティッシュが1枚くっついてすぐには落ちないというのも目安になります。
FTUを使う
皮膚科で軟膏をもらったことがある方は、知っているかと思いますが、1FTU(ワンフィンガーチップユニット)という単位があります。
これは人差し指の先端から第一関節までをチューブから絞り出した量を表すもので
1FTU=約0.5g=大人のてのひら2枚分に塗るのに適した量 になります。
容器に入っているクリームだと、人差し指ですくった時に、指先から第一関節の半分の長さくらいの量になります。
そしてローションだと、1円玉くらいの大きさです。
体のパーツで使用量がちがうので、FTUを目安にします。
体のパーツ | 必要量 FTU(g) |
顔&首 | 2.5(1.25g) |
両腕/片腕 | 8(4g)/ 4(2g) |
両脚/片脚 | 16(8g)/ 8(4g) |
胴体(前面) | 7(3.5g) |
胴体(背面) | 7(3.5g) |
全身 | 40.5(20~25g) |
ちなみにローションだと、例えば両腕に塗る場合、1円玉8枚分出すのって大変ですよね。
そんなときは、500円玉で考えて4.5枚分を出せばOKです。
(500円玉の面積は1円玉の面積の約1.76倍なので)
そもそも、いっぺんに両腕は塗らないですね(;^ω^)
じゃあ片腕なら500円玉2枚分より多い量なので
肘下に500円玉1枚分と肘上に500円玉1枚分程塗れば良いですね。
そんなにきっちり量る必要はないので、「わかりにくい~」というあなたは、先に紹介した「テカテカ」と「ティッシュが付く」を目安にすれば良いと思います(*‘ω‘ *)
保湿剤を選ぶヒント
私は美容の分野に関しては、主に皮膚科医とか、研究職の方が出している本やYouTubeを好んで観ています。
なのですが、、美容の分野って情報が多くって、専門家の中でも意見がわかれたり、微妙に違ったりするんです。
「結局どっちなのー」って、なっちゃうことが多いです(;´Д`)
そんな中、「そうだよねー」と共感したこと。
それは、試してみることです。
当たり前のことかもしれませんが、大切なことだと思います。
「美肌成分事典」という本の著者の一人である白野実さんがおっしゃっていたのですが
”『成分だけで選ぶのではなく、サンプルなどを利用してまずは使ってみる。そしてそれが合うかどうかを自分の肌に聞いてみることが大切』”
なのだそう。
実際に商品を使ってみて、合わなかった場合に「あっ、こんな成分が入ってるのは、自分に合わないのねー」とか。
逆に合っていると感じた時には
「自分に合うのは、こんな成分が入ってるんだー」とかみたいに、少しずつわかっていけばいいんじゃないかと(*‘ω‘ *)
一案として、例えば
「予算内で購入できる保湿剤の中から、自分好みのテクスチャ(質感)や香り、気になる効能(乾燥肌、美白、敏感肌など)が表示されているものを、まずは使ってみる」ってのはどうでしょう?
成分は見ないの?と思うかもしれませんが、成分も、もちろん見た方が良いと思います。
ただ、成分で化粧品を選ぶのって、ある程度深堀して、知識をつけないと難しいなあと感じてます。
すごく種類もあるし、同じ成分でもランクがあったり、名前が違ったり、組み合わせ方で違ったり、、。
単純に「この成分が入っているから良い」とはならず、総合的に見ていく必要があるかと・・。
だから、その知識を十分に持っている人がその根拠も含めて、勧めている保湿剤を使ってみるってのも一つの手ですよね。
私が最近良くみているYouTubeだと、「皮膚科医の友利新先生」のチャンネルが好きです。
わかりやすいなと思うし、エビデンス(科学的根拠)を話してくれるからです。
ちなみに私は、その中で紹介されていた「ニベア」のボディーローションを使ってます(*‘ω‘ *)
成分のことをもっと詳しく知りたければ、先ほど話した本も参考になると思います↓
ここからは、保湿剤を選ぶときのポイントとして一般的に言われていることをお伝えしますね。
肌の状態に合わせて選ぶ
乾燥肌
「高保湿」や「乾燥肌に効果的」などの記載がある物を選んでみると良いです。
グリセリンやセラミドなどのように、保湿に効果的なものが入っていたりします。
ただグリセリンは、作用でいうと「モイスチャライザー」という分類に入り、水分を保持することで保湿をするものです。
グリセリンや尿素、ヒアルロン酸、ヘパリン類似物質なども、そのカテゴリーですね。
なので、その水分の蒸発を防ぐ役割をする成分があると良いですよね。
それが「エモリエント」といって、皮膚に塗ることで膜を張って、水分の蒸発を防ぐ働きをします。
ワセリンやオリーブオイル、ホホバ油、シア脂、馬油などです。
セラミドもエモリエントに分類されるようですが、水分を挟み込むように保持する能力があるので、モイスチャライザー的な側面もあるようです。
肌にうるおいを与えて、カバーする。
この2つの作用が出来る、ボディーローションだと嬉しいですね(*’ω’*)
成分は、配合されている割合が、多い順に記載されます。
(ただし、1%以下の成分はどの順で記載しても良いとされているようで、途中からは多い順ではなくなってるんです。最初の2~3種類が目安になりそうです。)
乾燥肌については、保湿以前にボディーソープや石けんが合わなくて(余分な皮脂を落としすぎるなど)乾燥することもあるので、
乾燥がひどい場合は、そこから見直してみてもいいかもしれません。
黒ずみ・くすみ
黒ずみやくすみが気になるあなたは、
「美白」や「くすみ対策」などの表示がある保湿剤を選んでみましょう。
聞き馴染みのあるものだと、ビタミンC(誘導体)やプラセンタエキスなどが入っているものなどですね。
敏感肌
敏感肌のあなたは「低刺激」「敏感肌用」「赤ちゃんにも使える」なんて表示があるものから選んでみてもいいかもしれません。
中には敏感肌用と書かれていても、肌に合わないこともあります。
ベビー用の保湿剤から選んでみるのも良いでしょう。
好みのテクスチャや香りで選ぶ
テクスチャは、「サラサラ」や「ベトベト」のように、その保湿剤の質感になります。
ベトベトして服に付くのが苦手なら、サラサラタイプを選ぶとか、乾燥しやすい冬は少しベタっとしてるけど、保湿力の高いものなど、季節で使い分けても良いですね。
また、保湿剤は継続することが大切なので、好みの香りを選ぶことで、継続しやすくなるのではないでしょうか。
ぜひムダ毛処理後もしっかり保湿して、肌を守って下さいね!