- 毛深い女は嫌われるんじゃないかと心配している
- 毛深い女は彼氏もできない、結婚もできないのではないかと不安になっている
- 男性よりも剛毛でひげまで生えている私は、女とは言えないと悲観的になっている
今日は私のブログを自分自身で否定しかねない内容になりそうです(>ω<。)
それでも書こうと思ったのは、とても大切なことだと感じたからです。
そして、毛深いことに悩んでいるあなたのお役に立ちたいと心から思っています。
毛深くて悩んでいるあなたに、ぜひ伝えたい内容です!
衝撃的な記事との出会い
少し前のことです。
ネットを何気にみていたら、気になる記事をみつけました。
ぜひ読んでほしいので、リンクを貼り付けておきます
→『毛深い女は嫌?ありのままの私を愛せないなら、お引き取り下さい』
その中で出てきた ”脱毛ハラスメント” という言葉に、私はハッとさせられました。
確かに毛深いことがまるで汚いものかのように取り上げられ、世間的には毛は「無くすべきもの」だとされていますよね。
私もそれを疑いもせず、毛をなくすことが当たり前だと思いながら、脱毛するというゴールに向かって、日々耐えてきました。(私の辛い過去はこちら)
そんな中で見つけた、『脱毛ハラスメント』の文字。私のブログもまた、脱毛ハラスメントになっているのではないかとショックを受けました。
毛深いことで悩む人を応援しているつもりだったのに、私がブログで発信することによって、それ(脱毛ハラスメント)を助長させてしまうのではないか。
私がしていることは、本当に正しいのだろうか。
すごく悩んでしまいました。
思い返せば、毛深いことを悩み始めたきっかけも人から毛深いと指摘されたからでした。
それからというもの、『毛深い女は嫌われるんだ』と恐れ、とりつかれたように毛の処理に時間と労力を費やしてきました。
ようやく脱毛出来る頃になると、今度はお金を費やし、私の人生は本当に毛に振り回されていたように思います。
毛があるかないかで、あなたの美しさが決まるわけじゃない
引用:かがみよかがみ
『毛深い女は嫌?ありのままの私を愛せないなら、お引き取り下さい』
泣きそうでした。
その通りだと思いました。
できれば、学生の頃にこの言葉と出会いたかった。
「人は見た目じゃない!中身が大切なんだ」と周りの大人は言ってくれるけど、実感できるのは色々なことを経験した大人になってからです。
10代という多感な時期に、経験も浅く、色んなことに自信がなかった私は、なかなかその言葉の意味を心から理解することはできなかったように思います。
もしかして、あなたもそうではないですか?
私は30代半ばの頃から、ようやく自分に自信が持てるようになり、その意味が十分にわかるようになりました。今なら脱毛しなくても、平気だったかもしれません。
自分に自信を持つこと
毛深いことで悩んでいる女性は自分に自信がない人が多いのかもしれません。
自分に自信が持てなければ、後に話す「人を毛で判断する奴には近づかない」ことが出来なくなってしまうので、先にこの話をさせてください(*’ω’*)
思い返すと、10代~20代の私は人一倍自信がなく、自己肯定感がものすごい低かったです。
つまり「自分が大嫌いだった」ということです。
でも今では、自信満々とまでは言いませんが、多少自信を持つことができました。
そして、今まで生きてきた中で今の自分が一番好きです。
それはなぜか…
初めに言っておくと脱毛したからではありません。
もちろん脱毛は自信を持つ一つのきっかけにはなりましたが、根本的に自分を変えない限り、脱毛したところで自信の継続には繋がらないです(少なくとも私はそうでした)。
元々自信があって、自分のことをちゃんと好きだと言えている人は、脱毛だけでも十分だと思いますが(´ω`*)
私が、自信を持ち、自分を好きになった理由は大きく3つです
- 人との出会い
- 努力をした
- 新しいことにチャレンジした
「何だか自分には無理そう…」と思いましたか?
気持ちはわかります。私もずっとそう思っていた人間ですから。
でも大丈夫、あなたにもできます。
まずは、聞いてもらえますか(*‘ω‘ *)
1.人との出会い
「人との出会いなんて、運じゃん。自分ではどうすることもできないよ」と思うかもしれません。
でも違うんです。
運が良い人には共通する考えかたや行動パターンがあるという科学的なアプローチもあるぐらいですから(*‘ω‘ *)
私を変えた人というのは、1人目が夫、そして2人目が仕事の同僚です。
夫とは友達の紹介で知り合ったのですが、会ったときから、はっきり物を言うタイプの人でした。
でも不思議と、はっきり言われても、なぜか傷つくことはなく、一緒にいると居心地の良い人でした。
夫は私とは真逆の性格で、ポジティブで何だかわからないけれど、根拠のない自信を常に持っていました。
こういう人といると不思議なもので、自分が小さなことで悩んでいることが本当にバカらしくなってくるんです(;・ω・)
私が多少昔よりポジティブになれたのは、夫の影響もあると思います。
そして、同僚の存在。
彼女は明るくて優しくて、誰に対しても真摯に向き合うような素敵な女性です。
人の悪口や愚痴を言うのは聞いたことがないし、なんなら普通は愚痴を言いたくなるような場面でも、彼女にとっては面白くうつるのか、楽しい話に変わっていくんです!
まるで『スベらない話』を聞いているかのように面白く、毎日が楽しくて、仕事に行くのがとても楽しみでした。
仕事の面でも尊敬できる所が多くあり、私も無意識に彼女の良いところを真似ようとしていることに気づきました。
そうすると、本当に不思議なのですが、以前ならネガティブに考えていたことも、全てポジティブに楽しく考えられるようになりました。
彼女との出会いは、私の人生を変えたと言っても過言ではないです。
人との出会いは運かもしれません。
ただ、その運をつかむために出来ることはあります。
まず、外に出ること。外にでなければ人と会えませんからね(*´ω`*)
そして、今の環境が自分にとって良くないと思うなら、思いきって変えることです。
私、実は以前働いていた職場の環境が悪く、思いきって転職したんです。
そこで、彼女と出会ったというわけです(´ω`*)
運の良い人は、常に良いことが起きると信じ行動するそうです。
そして、言霊という言葉があるように、常にポジティブな言葉を声に出して言うことが大切なんですって。
声に出すことで、脳がそれを受け取って実際に前向きな行動をとりやすくなるそうです。
ということで、早速今日から始めてみませんか(〃ω〃)
2.努力をする
努力は若いうちにしておけ!
以前誰かに言われたセリフを思い出しました。
私は今まで、自分に自信がなかった人間です。そして、それは仕事にまで悪い影響を与えていました。
自分の判断は正しいのだろうか?
人の役に立てているのだろうか?
いざという時に、動けるだろうか?
常に不安で働いていたので、仕事でのミスも多く、そうするとまた自信をなくす、という悪循環に陥っていました。
そんな中、仕事で取り返しがつかない程の大きなミスをしてしまったことがありました。一歩間違えたら、人の命にも関わっていたかもしれません。
そこから、自信がないのは自分の努力が足りないからだと気づき、あらゆる努力をするようになりました。勉強して、実践して、たくさんシミュレーションもしました。
努力することは、正直しんどいです。
でも、すばらしく価値があることだと思います。
そして、私の努力は少しずつ結果となり、自信が持てるようになりました。
プライベートでも、人当たりを良くしようと、必要以上に人の目を気にしたり、謙虚になりすぎたりと、とにかく人の目を気にして過ごしていましたが、努力をして自信をつけていくに連れて、人前でも堂々と意見が言えるようになりました。
人の目も気にならなくなりました。
すると、人当たりを良くしようと、人の目を気にしている時よりも、明らかに今の方が人が寄ってくることに気づきました。
努力をして自信をつけた人は、人から見ても魅力的なものなのだと改めて気づかされました(〃ω〃)
そして努力をした自分には、今よりもう少し優しくしてあげてください。
「私なんか」なんて言わずに。
3.新しいことにチャレンジする
私が転職したことも、大きなチャレンジの一つだったかと思います。
様々な資格を取ったりもしました。
それに、好きなアーティストのライブに一人で行ってみたり(今までは一人でなんて行けなかったです)、ブログを書き始めてみたり、ですかね(*‘ω‘ *)
とにかく、人の目を気にせず自分の人生だけに集中するようにしたら、色々な楽しいことを見つけることも出来たし、自信へとつながっていきました。
チャレンジして、失敗することもあるけど、何もしないことに比べたら、自信をつけるのには十分でした。
あなたも、今までしてこなかったこと、出来なかったことを思い返して、チャレンジしてみましょう。
努力もチャレンジも、小さなことからでいいんです(*‘ω‘ *)
例えば、家に閉じこもりがちの人なら、毎日10分だけ散歩に出るとか、部屋が散らかっていて何もやる気がない人なら、部屋の掃除をするとか、小さなことからコツコツと始めてみましょう。
きっと継続することで、少しずつ自信が持てるようになると思います(*‘ω‘ *)
小さなことで言えば、私は今まで自分の思ったことをはっきり人に伝えることが出来なかったので、まずは『伝えて喜ばれること』と『感謝していること』は必ず伝えるようにしようと決め、実践するようにしました。
本当に小さなことからでいいんです。
ぜひチャレンジしてください!
人を毛で判断する人には近づくな
特に10代の頃は見た目を必要以上に意識する時期なので、毛深さを嫌う人が多いかもしれません。
多感な時期なので仕方がないと思います。
でも、大人になると人は毛(見た目)で判断できないということにすぐに気が付きます。
大人になっても、人を毛で判断するようなら、私から言わせるとメチャメチャ小っちゃい人間です。
そんな人には近づいてはいけません!
あなたにとって何のプラスにもなりませんから。
人を毛で判断するような相手に好かれるために、脱毛なんてする必要はありません。
そんな相手と付き合っても、ずっと身を削る思いをしていくだけです。
一生そんな相手の目を気にして生きていくつもりですか?
好きな人に毛深いことを知られる時、すごくこわいと思います。
私も経験があります。
そして10代だったこともあり、やはり嫌がられました。
でも結果的にこの人と続かなくて良かったと心から思っています。
そのおかげで今の夫と出会い、毛深さも含めて愛してもらえてますから。
私の小さな経験から言わせてもらうと、男性は毛深い女が嫌いなのではなく、身だしなみを気にしない女性が苦手なのだと感じます。
例え毛深くても、きちんと整えて、清潔にすること、相手を想って自分をきれいに見せたいという努力をすること。そういう姿に惹かれていくのだと思います。
毛ごときで、あなたを嫌いだというのなら、「こっちから願い下げだよ」と大声で言ってやりましょう。
自分に自信をつけて、自分自信を好きになったあなたになら、きっと言えます。
というより、そもそも人を毛で判断するような男を好きにならなくなると思いますよ(*‘ω‘ *)
最後に
私のブログは、”脱毛してストレスフリーになった”ということ、そしてあなたにもそうなってほしいということを思いながら書いてきました。
でも今回の記事を書きながら改めて思ったことは、「脱毛したからストレスフリーになれた」のではなく、「自分に自信が持てたから、ストレスフリーになった」のだと言うことです。
つまり、自分に自信が持てるなら、脱毛じゃなくても良いと言うことです。
ストレスフリーになるためには、脱毛が必要なのではなく、自分を好きになって、自信を持つことが必要なんです。そのために起こす行動は、脱毛でなくても良いのだと思います。
私は結局脱毛した人間なので、経験談として今後もブログは継続しますが、「毛のありなしで、美しさを決められてたまるかー!!」と脱毛などせず、毛深いまま堂々と生きていけるなら、それもまた素敵なことだと思います。
毛深いことに限らず、コンプレックスに悩んでいるすべての人に言えることは
『そんな自分を好きになること。その努力をすること。』
とても難しいけれど、とても大切なことですよね。
コンプレックスは自分で克服するしかありませんから。
克服する方法は2つ。
「コンプレックスそのものをなくす」か、
「コンプレックスだと思い込んでいる自分の気持ちを変える」かです。
どちらにしても、人のために自分を変えるのではなく、自分のために自分を変えるべきことを忘れないで下さいね(*‘ω‘ *)
あなたがいつの日か、毛深いコンプレックスから解放されることを、心から願っています。