- 光脱毛ってなに？フラッシュ脱毛やレーザー脱毛とは違うの？と思っている
- 光脱毛の種類を詳しく知りたい
- 光脱毛やレーザー脱毛、何を選べばいいのかわからない
光脱毛、フラッシュ脱毛、レーザー脱毛って、脱毛の種類がありすぎて、意味わかんない!!
そんなに、怒らないでよ。
だって、訳わかんないじゃん。
結局何を選べばいいのかも、わかんないよ。
じゃあ、詳しく教えてあげるね。
「光脱毛」は「フラッシュ脱毛」とも言われ、サロンやエステで使われている脱毛になります。
（一部、医療クリニックで取り扱っているところもあるようです）
光を当てて毛に熱を持たせ、毛がその熱をまわりに放つことで、毛を生やす組織にダメージを与えて、毛が生えるのを抑える効果があります。
サロンの光脱毛は、医療のレーザー脱毛とは違い、組織を破壊することは許されていないので、永久脱毛はできません。
そのため、効果としては『減毛』や『抑毛』ということになります。
つまり、毛を一定期間少なくしたり、生えなくしたりするということですね。
また基本的には、光を当てると黒い部分が反応して熱を持つので、「成長期の黒い毛」にだけ効果があります。
毛は毛周期と言って、成長⇒退行⇒休止を繰り返しているんです。
ですが、最近では「毛周期に関係なく脱毛することができる」とされる、脱毛機（後半に書いています）もあります。
脱毛の種類は大きくわけて、こんな感じです
脱毛の種類を大きくわけるなら、こんな感じです。
サロンやエステでよく使われている脱毛は「光脱毛」、医療脱毛クリニックで使用されているものは「レーザー脱毛」が多いです。
光脱毛もレーザー脱毛も、皮膚に光を当てて、毛を生やす組織にダメージを与える点では同じ仕組みと言えます。
ですが、先ほども話したように、医療脱毛は永久脱毛が期待できますが、サロンの光脱毛ではそうではありません。
光とレーザーの性質が違うし、パワーも違うからです。
光はカメラのフラッシュのように、色々な種類の光が方向もバラバラに飛び散る感じなのに対して、レーザーはレーザーポインターのようなまっすぐに差す光で、効果や扱い方が違ってくるんです。
それでは、少しだけ詳しく説明させてください。
光脱毛(フラッシュ脱毛)
光脱毛はフラシュ脱毛とも呼ばれています。
熱源がフラッシュランプで、きわめて短時間だけ発光するランプが使われています。
光には色々な波長があるので、フィルターをかけることで、脱毛に必要な光だけを当てることができます。
レーザー脱毛に比べると効果は劣りますが、高性能の機器を使えば、安定した効果を得ることが出来ます。
そのため、同じ光脱毛でも、医療承認を得た機器とサロン・エステで使用されている機器とでは性能が大きく違うようです。
それから、光脱毛のランプは時間が経つと劣化して、出力が低下するという特徴があります。
サロンやエステでは定期的に交換が行われているのだと思いますが、家庭用の光美容器の場合は、買い替えが必要だったり、カートリッジでランプの部分だけが交換する必要があります。
レーザー脱毛
レーザーは光とは違って、単波長で直線的にまっすぐです。
レーザーポインターやCDプレーヤー、バーコードを読み取る機械などに使われます。
レーザー治療は脱毛以外でも、「あざ」や「しみ」の治療に使われたり、歯医者さんで使われるなど、医療現場でも様々な場面で使われています。
レーザーの種類や特徴については、別記事で詳しく書いていますので、気になる方はのぞいてみてください。
光(フラッシュ)脱毛の種類
光脱毛にはいくつか種類があり、光脱毛機を取り扱う各メーカーによって、様々な特徴のある光脱毛機器が開発されています。
脱毛サロンによって使用している種類が異なります。
光脱毛の種類:「IPL」
IPLの特徴
- 光脱毛の中では効果が感じやすい
- 黒く濃い毛に反応しやすい
- 痛みを感じやすい
- 産毛などの薄い毛には効果が出にくい
IPLは「Intense Pulsed Lite（インテンス・パルス・ライト）」の略です。
毛の黒い色素に反応する光を当てて、発生した熱で毛を生やす組織の働きを抑える仕組みです。
そのため、黒くて太い濃い毛により効果を実感しやすいかと思います。
従来から行われている脱毛方法で、実績もあるので、多くのサロンで採用されているようです。
「IPL脱毛」で使われている光は、広範囲に照射できますので、レーザー脱毛と比べると、短時間で施術することが可能です。
IPLを導入しているサロン
など
光脱毛の種類:「SHR」
SHRの特徴
- 蓄熱式の打ち方をする
- 産毛にも効果が期待できると言われている
- 日焼け肌やホクロのある部分にも脱毛が可能
- 毛周期を気にせず脱毛できる
SHRは「super hair removal(スーパー ヘア リムーバル)」の略で、「蓄熱式脱毛」とも呼ばれています。
IPLに比べると、比較的新しい脱毛方法で、導入するサロンも増えつつあるようです。
医療クリニックでもSHR（蓄熱式）脱毛がありますが、そちらはレーザーを使用しています。
SHR脱毛では、弱めの熱をハンドピース(皮膚にあたる部分)を動かしながら、連続で光を当てることで、その部分に熱をためて、毛を生やす組織の働きを抑えていきます。
そのため、比較的痛みが少ない方法になります。
IPLとは違って毛ではなく、毛を生やす毛包部分(バルジ領域)をターゲットにしているとのことで、毛周期に関係なく脱毛できるとされています。
同じ理由で、産毛にも効果があったり、日焼け肌にも対応できるようです。
SHRを導入しているサロン
など
光脱毛の種類:「SSC」
SSCの特徴
- 抑毛成分が含まれるジェルを塗って光を当てる
- 美容効果も期待できる
- 脱毛の即効性はない(効果を感じるまでに時間がかかる)
SSC脱毛は、「スムーススキンコントロール」の略です。
専用のジェルを塗布した肌の上からクリプトンライトという光を照射することで、ジェルに含まれる制毛成分が効果を発揮し毛の生成を抑えることができる方法です。
SSCを導入しているサロン
光脱毛の種類:「THR」
- 従来のSHRを進化させた脱毛
- 連射しても照射パワーが衰えない
SHRは連射をすると徐々に光が落ちてしまうため、同じ個所に往復させて打つ必要があり、安定しないので弱い光しか照射できないというデメリットがあります。
THRは、そんなSHRのデメリット部分を改善した方法になります。
THR脱毛なら連射をしても、パワーか衰えないので、効果も期待でき、施術スピードが早くなるのが利点です。
THRを取り扱っているサロン
など
ちなみに、私はTHRを家庭用光美容器に搭載した「オーパスビューティー03」を購入してみました。
夫や中学生の娘にも使えるため、家族のムダ毛処理に役立っています(^^)
光脱毛の種類：「HSK（ハイパースキンカレン）」
HSKの特徴
- 光の温度が低いので、安全で痛くない
- 肌への負担が少ないので、短期間で集中して照射できる
- 美肌効果も期待できる
HSKは、子供にも使用したいという思いから開発されたようで、痛みを伴わないというのが最大の特徴です。
他の脱毛と違うのは、今は生えている毛にアプローチするのではなく、今から生えようとする毛をターゲットにしています。
体感温度も36度というかなり低めの設定で効果があるとのことで、痛みに特に弱い人には嬉しい脱毛法になります。
私は医療脱毛推しなのですが、こちらの脱毛は体験してみたいと興味がわきました(^^ゞ
HSKを取り扱っているサロン
脱毛選びはゴールを明確に！
脱毛の種類を選ぶときには、「どうなりたいか」というゴールを具体的に決める必要があります。
「とにかく痛みに弱い。毛が減って、時々自己処理が必要なくらいで良い」
⇒サロン脱毛がいいかも
「永久脱毛して、つるつるの肌を手に入れたい」
⇒クリニックでの医療脱毛がいいね
そんなゴールをまずは、書き出してみましょう
ゴールに応じて、サロンかクリニックか、光やレーザーの種類はどんなものがいいのかを選んでいくといいのではないでしょうか。
この記事が、脱毛選びの参考になったのなら幸いです。
