効果的な脱毛をしたいなら、毛周期を知るべき！時間とお金を無駄にしないコツ

突然ですが、

毛はどんなに毛深い人でも、唇・手のひら・足の底・粘膜には生えないらしいです。

確かに、かなり毛深かった私ですら、そこには生えていない(*‘ω‘ *)ﾖｶｯﾀ

でもどんなに毛深い人でも、人間がおさるさんの姿に近かかった時代と比べると、だいぶ毛は減ってますよね。
毛は退化してるんですよね～。

最近では脱毛が当たり前になって、このまま行くと毛はもっともっと退化して、ツルツルになっちゃうんだろうな～と思う今日この頃です。

その時代に生まれたかったなあ(-_-;)くそっ

ということで、今日は『毛』についてのお話です。

あなたは毛周期(もうしゅうき)を知っていますか？

これを知っていると、脱毛を効率良くすることができるんですよ。

毛周期って何？

まずは、わかりやすく写真で見てもらえたらと思います。

これは、私の左脚の写真です。

私は過去にレーザー脱毛を受けているので、毛は少ししか生えません。

この数年は剃りもせずに放置しているのですが、3ヶ月経過した私の脚、毛の生えている場所が変わっていることにお気づきでしょうか？

上の写真ではわかりにくいかもしれませんので、写真を重ねて、3カ月後の脚の毛は赤でなぞってみました。

それがこちらです

「毛周期」があることでこうなるんです。

詳しく説明していきますね。

まずは毛の仕組みを知って下さい

毛を育てるために、重要なのは大きく毛包　毛乳頭　バルジ領域です。

絵が下手くそでごめんなさい(^^;)

毛包(毛を包み込んでいるもの)で毛が作られますが、毛が成長するためにはバルジ領域や毛乳頭も関与しており、毛母細胞から毛が発生して、上へと押し上げていき1本の毛になります。

毛を抜いても、毛包が生きていたら、また毛はつくられます。
何だか、豆苗やネギのようですね。

ちなみに脱毛は、光やレーザーで毛に熱を持たせ、毛包(毛乳頭含む)やバルジ領域を破壊することで、毛をなくすことができます。

毛にはお休み期間と働いている期間があるんですよ（毛周期）

毛には3つの状態があって、それを繰り返しています。

休止期：
お休みの期間です。
毛は作られずに「止まっている状態」です。
徐々に毛は抜けていきます。
部位によって期間は違います。

成長期：
毛をどんどん作っていく時期です。
期間は部位で異なります。

※脱毛の光やレーザーは成長期の毛(特に毛が皮膚から出てる時)にしか効果がないんですよ(*‘ω‘ *)

この時じゃなくて↓

この時です↓

退行期：
毛を作ることを止めて、だんだんお休み（休止期）に入る時期です。
期間は２～３週間です。

そして、全ての毛が同じタイミングでこの周期を繰り返すのではなく、少しずつずれることで、常に体に毛が生えている状態になるんですね。

コンビニの店員さんがシフトを組むように、毛もグループ単位でシフトを組んでいる感じです。

皆が同じタイミングでお休みしちゃうと、体がツルツルになっちゃいますもんね。
コンビニだと無人になっちゃいますね(^^;)

体の部位によって毛周期は違います

毛周期は体の部位によっても、ちがうんです。

そして、成長期にある毛の割合も、部位によって違うんですよ(‘ω’)

またまたコンビニで例えるなら、
「全てのバイト人数に対して、今出勤している人の割合」って感じでしょうか。

やっぱり、髪の毛の成長期間が一番長いんですね。

そして成長期の割合も多い
（働き者です(*’ω’*)）

ちなみに、髪の毛は1日で、0.3~0.4㎜伸びるそうで、
1ケ月で約1cm。1年で約12㎝です。

成長期間を6年とすると、72㎝がMAXってことですかね。

でもでも、
世界一髪の長いギネス保持者である、インドの少女は12年間髪を伸ばし続け、その長さなんと、
2メートルあったんですって
(≧▽≦)すごいですよね
（もう切ってしまったようです）

ってことは、髪の伸びるスピードや毛周期も、個人差があるのですね。

ラプンツェル恐るべし！！

話がそれてしまいましたが、ここでのポイントは

成長期の割合と毛周期に合わせて、脱毛することができれば、無駄うちせず、効率の良い脱毛ができるということです。

わきの脱毛を例にみてみましょう

例えば、わきを脱毛する場合(成長期の割合が30%で、休止期が約3か月)
1回目に成長期である毛(全体の30％)を脱毛します↓

3か月を過ぎれば、前回休んでた毛が生えてきて、成長期になっているわけです。

その頃（3か月後）に2回目を脱毛します↓

そうすると、合計で60%が脱毛できたことになります。

もし、3か月よりも短い間隔(例えば1か月)で脱毛しても、生えてこない毛があるので、結局次にまわされることになります。

つまり極端に言うと、3か月に1回脱毛しても、3か月に3回脱毛しても、効果が同じ可能性があるということです。

それなら、ムダうちせず3か月に1回の方が良いのではないかと、私は思うわけです。

次に3回目↓

3回目が終了した時点で、全体の90%が終わったことになります。

そして、4回目↓

これで、わき全体の脱毛が終了となるわけです。
(ただ、こんなに単純にはいかないんですけどね(^^;)詳しくは後程)

全身脱毛の場合は、1回の来店で、全身を照射してくれる所も多いので、その場合は、各部位の毛周期を考慮して、間隔を2か月としているようです。

何回通えば、満足いく脱毛ができるのかは、別記事で書いていますので、良ければそちらをご覧ください

成長期の毛に光やレーザーを当てても、全てに効果があるわけではないのです

ただ、そんな計算通りにいかないのが、脱毛の悲しいところです。

予想回数をこえてしまったりすることはよくありますし、脱毛にかかる平均回数は毛周期から計算できる回数を超えてしまうことの方が多いです。

それはなぜなのか。。。

そのわけは、

などが関係してくるためです。

効率の良い脱毛をするためには、毛周期だけでなく、サロンやクリニック選びも重要になってくるというわけです。

まとめです

私の脚が、レーザー脱毛を6回受けたのにも関わらず、毛が残っているのは、「成長期に当たらなかった」か「照射漏れ」ということなんですね。

ここからは私が気になったQ&Aです。

ネットを検索してみると、脱毛に関するQ&Aをよく目にします。

私が気になったものをいくつかピックアップしてみました。

毛周期と関係なく脱毛がしたい

毛周期と関係なく脱毛ができるとしている、サロンやクリニックはあります。

蓄熱式の脱毛機を使用しているところは、それができます。

蓄熱式の脱毛とは、通常の脱毛が「強い1発で熱を与えて毛を破壊するもの」であることに対して
蓄熱式は、「弱い数発で熱を与えて毛を破壊する」といったものになります。

1発の光が弱い分、痛みが少ないことがメリットの1つです。
蓄熱式はメラニンに反応せず、「バルジ領域を破壊する」とされています。

そのために、毛周期は関係ないということのようです。

ちなみに

「バルジだけを狙うことが本当に可能なのだろうか」とか「科学的に証明されているわけではない」としているお医者さんのサイトやYouTubeもあるので、私もどう解釈していいのかわかりませんでした(^^;)
（文献も色々探してみたのですが、根拠となる部分を探すことができませんでした）

サロンやクリニックで、通う間隔が違うのはなぜ？

機械の違いや技術の違いによるものだと思います。それから、サロンやクリニックの方針ですね。

先程の質問とかぶるのですが、
「毛周期を気にせず施術できる」としている所は、他と比べて短い間隔になっているようです。

もし短い間隔で、早く脱毛が終わらせられるなら、ぜひそうしたいところです。

いずれにせよ脱毛の「間隔」は、契約前に必ず確認すべき項目の一つであると、私は考えています。

• なぜ間隔が短くて済むのか
• 効果があるのか
• 終了日が早くなるのか
• 間隔が短くなることで、回数が増えたりしないのか

間隔が短くても長くても、脱毛効果が得られるまでの期間(脱毛終了日)が同じならば、間隔が短い方が、数多く通わなければならなくなるので、そこら辺はどうなのかを、しっかりサロンやクリニックには確認したいところです。

回数や期間によって、料金が左右されるのであれば、毛周期を考えて適切な間隔で通いたいですからね。

契約前に必ず確認しておいた方が良いと思います(^^)b

脱毛間隔が空きすぎると、効果がなくなる？

いいえ

一度脱毛して、毛包が破壊されているならば、もう生えてはこないはずなので、いくら間隔があこうが、すでに施術を終えた部分に関しては、問題ないと思います。

ただ、間が空いた分、休止期の毛と合わせて、成長期に破壊しそこねた毛包からの毛が伸びてくるはずなので、見た目的に「何だか毛が増えてる」気がすることはあるかもしれませんね。

成長期の毛を見極めることはできる？

いいえ、できません

見極めるのは難しいのではないかと。
出来る人もいるのかなあ(^^;)

脱毛後に生えてこないなあ、やっぱり成長期だったんだな。という結果でしか、わかりません。

でも、毎日欠かさず「私の体毛観察日記」なるものをつけて体毛をじっくり観察すれば、わかるかもしれませんね。